こんにちは。
僕は現在、ハーバーブリッジという橋を越えてAucklandの北側に住んでいます。会社はAuckland市内にあるので、僕は毎日ハーバーブリッジを越えて通勤しています。
通勤に使うのは主にバイクです。ニュージーランドで購入したのではなく、車と一緒に日本から持ってきました。雨の日は車かバスで通勤していますが、90%以上はバイク通勤でなんとかしています。
車で通勤することを考えると、約$200/月も安く上がっているのでとっても助かっています。
さて、本題はまさに今日、通勤途中の出来事です。
バイクでハーバーブリッジに差し掛かった頃、エンジンが不調を訴え始めました。アクセルをしぼっても思うように回転せず、次第に出力が低下していきます。
これはヤバイ!っと思い道路の一番左を走行したのですが、バイクのスピードはどんどん落ちていき、最後にはなんとか辛うじてエンジンが回っているといった状況になりました。
橋は全長1,020m。中央に向かって上り坂、中央をすぎると下り坂になるんですが、今の地点は橋を少し上り始めたところ。ハーバーブリッジは高速道路です。狭い測道があるのみで、押して歩くのも非常に危険です。当然のごとく自分のいるすぐ脇を、車が時速100Kmですり抜けていきます。危険この上ありません。しかし、幸いにもエンジンは回っていたので、なんとかエンジンが停止しないよう、アクセルとクラッチをコントロールしながら、歩くようなスピードで橋を上っていきました。下りはクラッチを切って、惰性運転でスピードを上げ、なんとか高速道路を降りることに成功しました。
バイクを安全な所に移し、さっそく点検を始めました。故障箇所の見当は大体ついていました。少し前から不調を訴えていたバッテリーです。
通常、バイクには最低限の工具が搭載されているので、それを使ってバイクを分解していきます。バッテリーを見てみると、バッテリーに接続されているコードのプラス局側でボルトが腐食し、ゆるんでいました。腐食した部分をレンチなどでこすり落とし、再度ボルトで固定。
さっきまでの不調が嘘のように直りました。やはり原因はバッテリーだったようです。車やバイクのメンテナンスはこまめにしないといけないですね。ここニュージーランドで、そういった修理を業者にお願いするとビックリするような金額がかかることがあります。
お金が多少かかっても、車とバイクはこまめにメンテナンスしてあげないと、後で僕のような手痛いしっぺ返しがあるのでみなさんも気をつけましょう!