こんにちは。
カテゴリ「理論家の戯言」に久しぶりに投稿してみる。
念のため、このカテゴリがどういうコンテンツなのかを説明しておくと、
顔はひょうきん、根はまじめ、それでいて最近、鼻毛が伸びて困っている管理人シバ兄が、日々思うことを持ち前の、理屈っぽさで、うっちゃっていくコーナー
です。
今日のお題はずばり
「中国・四川大地震と日本のからみ」
四川で起こった大地震の続報が、連日ニュースサイトに掲載されています。我が子を突然の災害や事故で失う辛さは、自分が親になった今、その悲惨さを強く感じます。お亡くなりになられた方には、あらためてご冥福をお祈りします。
話は日本と中国の関係に飛びますが、中国は世界的に見ても反日感情の強い国です。その影響もあってか、最近日本でも中国パッシングが起こっています。そんな傾向が年々高まるなか、今回の災害は起きました。
このとき、日本は救助隊を派遣し中国はそれを受け入れました。中国が海外の救助隊を受け入れるのはこれが初めてで歴史的なことだそうです。残念ながら救助隊は生存者を発見できませんでしたが、ニュースサイトには以下のような記事が掲載されました。
これを見た最初の印象は「驚いた」です。
ある意味プライドの高い中国人の、それまで持っていたであろう反日感情が一気に解消されるなんてことは考えにくかったからです。
日本は中国と友好関係を結びたいから救助隊を派遣したわけではありません。しかしその結果、嫌われるより好かれているというのはやはり嬉しいものです。日本の外交の弱さは本物ですが、こういったことを通じて、利害関係を超えた真の友好をたくさん築ければいいのになぁと・・・。
思っていたところにこんなニュースが・・・。
おぉ!これぞ友好の架け橋!中国の空を日本の自衛隊が飛ぶわけですな。少し前なら考えられないことです。軍事力を戦争にではなく人命救助という平和的活動に利用することで、隣国との摩擦を減らし、しいては国を防衛する。
すばらしい!
とか思っていたら、一緒にこんな記事が・・・。
手のひら返すの早 ! !
やっぱりほとぼり冷めればまた、反日vs反中の話題でいっぱいになるんでしょうかね。
ちょっとがんばってくれよ、外務省・・・。