ついに1カ月以上、更新をあけてしまいました。
仕事、英語学校、家族との時間などなど、時間にあまり余裕がない生活を送っていますが、今月はさらに”引っ越し”がありました。
今まで住んでいた家も安いし気に入っていたのですが、それ以上に安くて各部屋がちゃんと独立していて、バスタブのある家だったので引っ越しを決意しました。
ここニュージーランドでは通勤手当、住宅手当、家族手当などそういった給料に付随する手当が会社から給付されません。そのかわり国籍保有者、永住権保持者の低所得者には生活保護として様々な給付が国から受けられます。
私の場合、ワークビザを得て仕事をしているので、そういった保障がないので必然的に金銭面において厳しい状況です。
知っている人の中には月$1,800(手取)ほど稼いでいる人もいましたが、これは相当恵まれている状況といえるでしょう。
ただ、僕だけがそうだという訳でなく、同じワークビザで働くほとんどの人が生活ぎりぎりの給料を得て生活しているのが実状だと思います。
そこに最近の好景気の影響でインフレが進み、物価はどんどん上がっています。また、NZドル高円安も重なって、デフレ経済の日本より物価が高くなってきていると言っても過言ではありません。
本当1ドル=100円くらいの感覚です。
前述の月$1,800(手取)の給与がどれほどのものなのか想像出来るかと思います。
現在の円安はまさに異常というほかないのですが、これは日本の金利の低さが大きな要因になっています。
キャリートレードという投資方があるのですが、これは金利の安い国でお金を借り、そのお金で別の国の債券や金融商品を運用する方法です。例えば、ニュージーランドの銀行にお金を貯金すると年利が7%以上ついてきます。そりゃー円をNZドルに換えてNZの銀行に貯金したほうが遙かに儲かります。
ちなみに公定歩合というのがあります。これは各国の中央銀行(日本は日銀)が、民間銀行に貸し出しを行うときの基準金利ですが、日本は現在0.75%、ニュージーランドは7.5%と言えば解りやすいでしょうか。10倍も違うんですね。
しかし経済は生き物です。最近は円安ドル高を牽制する動きもあり、いつか必ず円高ドル安の時代が来ます。
予測としては、来年の北京オリンピック前後が本命でしょうか。円を売ったお金で、中国株を買っている企業も多いと思うのですが、北京オリンピック終了後はそれに対する期待感が一気に後退し、この前の世界同時株安よろしく、キャリートレードが一気に巻き戻ることを期待しています。
んで、おいらはその時までに永住権を確保しておきたいなぁっと思っています。
とりとめのない駄文になってしまいましたが、更新をしないよりはマシなのでこのまま載せちゃいます。アデュー。